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2005年11月23日

土井敏邦作品履歴

土井敏邦(どい・としくに) 経歴

1953年、佐賀県生まれ。広島大学総合科学部卒

中東専門雑誌記者を経て、現在フリージャーナリスト。
1991年より1年間、週刊誌『朝日ジャーナル』の嘱託記者。

1985年以来、断続的に延べ5年以上、イスラエルとその占領地(パレスチナ)の難民キャンプや村に滞在して取材を続けている。

また86年からのべ12カ月間、アメリカ各地でユダヤ人、パレスチナ人を取材し『占領と民衆──パレスチナ』『アメリカのユダヤ人』『アメリカのパレスチナ人』の3部作を完成。

1990年の湾岸危機ではアメリカのユダヤ人社会とアラブ人社会の反応を、また翌年1月の湾岸戦争ではイスラエルで占領地のパレスチナ人とイスラエル国民の反応を取材し『朝日ジャーナル』に連載。
3月から2カ月間、NHKスペシャル「アメリカのパレスチナ人」制作をコーディネイト。

1993年の「中東和平合意」を機に再びパレスチナ・ガザ地区の難民キャンプやイスラエル国内に長期滞在し取材、ETV特集「失業と解放の1年──パレスチナ難民エルアグラ家の場合」(94年)「パレスチナ和平の陰で──ある家族の6年」(99年)、また「ニュースステーション」の特集で6回にわたって現地報告。

アジア・日本国内
アジアでは、1982年の「教科書問題」を機に在韓被爆者を取材、91年には韓国民主化運動の元学生指導者たちのその後を、さらに94年から98年まで韓国の元従軍慰安婦たちの現状を追い、NHKのETV特集「『分かち合い(ナヌム)の家』のハルモニたち」、NHK・BS特集「戦争・心の傷の記憶」で元従軍慰安婦、姜徳景の半生を描いたドキュメンタリーを制作。

1996年、タイ北部の農村でエイズ孤児を取材しETV特集「タイのエイズ孤児たち」を放映、翌年、ベトナムで性的暴行を受けるストリートチルドレンの少女たちを追い、ETV特集「傷つけられる少女たち──ベトナム・ストリートチルドレン物語」を制作。

1998年からはタイ・ビルマ国境の密林地帯や日本国内で民主化活動を続けるビルマ人青年たちを取材し、ETV特集「密林キャンプからの報告──タイ・ミャンマー国境地帯」を、今年7月には「在日ビルマ人の民主化活動家・ティンチー」(日本テレビ「きょうの出来事」)を放映。

さらに、
日本政府の難民政策を追及した「『難民』が直面するニッポンの壁」「傷つけられる難民申請者たち」(いずれもTBS「報道特集」)「強制送還された難民申請者」(日本テレビ「きょうの出来事」)を制作。

最近のパレスチナ
2000年秋、パレスチナで第2の「インティファーダ(民衆蜂起)」が始まって2ヵ月後の昨年12月から2ヵ月間、イスラエル、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸、ガザ地区に滞在し、イスラエル、パレスチナ両面から取材、NHK・ETV特集で「イスラエル・パレスチナからの報告」(2夜連続)を放映、第1部はエルサレム問題をテーマにした「憎悪の震源地・エルサレム」、第2部はテロで娘をパレスチナ人に殺戮されながらも和平を求めるイスラエル人夫婦が、イスラエル兵士に息子を殺されたパレスチナ人との対話を描いた「平和への詩(うた)」。

2002年以後もパレスチナ・イスラエル取材を継続し、ガザ地区最南端の街ラファでの家屋破壊、ナブルス市郊外のバラータ難民キャンプのイスラエル軍の包囲、ジェニン難民キャンプでの虐殺、分離壁、イスラエル軍のラファ侵攻、ガザのユダヤ人入植地撤退などについてNHK、TBS、日本テレビなどで放映、また複数の著書、雑誌記事などで発表した。

イラク関連
イラク戦争直後から4度にわたりイラクを取材し、とりわけ2004年5月には「ファルージャ侵攻」直後の現場を取材した。その結果はTBSのテレビニュースや岩波ブックレットなどで報告した。 2005年4月にはドキュメンタリー映像「ファルージャ 2004年4月」を完成、2005年9月にはイタリアのミラノ映画祭で上映されるなど、アメリカやヨーロッパ各地で上映されている。
現在、1993年以来のパレスチナ・イスラエル取材結果を数本のドキュメンタリー映画にまとめる作業を続けている。

(著書)
『占領と民衆──パレスチナ』(晩声社)(1988年)
『アメリカのユダヤ人』(岩波新書)(1991年)
『アメリカのパレスチナ人』(すずさわ書店)(1991年)
『反戦歌──新谷のり子』(ぴーぷる社)(1992年)
『炎となりて──新・韓国を拓いた若者たち』(三一書房)(1993年)
『「和平合意」とパレスチナ』(朝日選書)(1995年)
『パレスチナ ジェニンの人々は語る』(岩波ブックレット)(2003年)
『現地ルポ・パレスチナの声 イスラエルの声』(岩波書店)(2004年)
『米軍はイラクで何をしたのか』(岩波ブックレット)(2004年)
『フォトジャーナリスト13人の眼』(共著)(集英社新書)(2005年)

(テレビドキュメンタリー番組)
「和平合意後のパレスチナ・ガザ地区の経済」(ニュースステーション・93年)
「和平合意後のパレスチナ難民キャンプの実態」(ニュースステーション・94年)
「アラブ諸国から来たユダヤ人 」(ニュースステーション・94年)
「テロ爆破からの生還・ペレス首相はなぜ敗れたのか」(ニュースステーション・96年)
「封鎖によって崩壊するガザ経済」(ニュースステーション・96年)
「ユダヤ化されるエルサレム」(ニュースステーション・97年) 
「失業と解放の1年・パレスチナ難民エルアグラ家の場合」(NHK・ETV特集・94年)
「分かち合いの家のハルモニたち──韓国元従軍慰安婦たちは今」(NHK・ETV特集・95年)「アジアの元日本留学生たちは今」(ベトナム編・タイ編)(NHK・ETV特集・96年)
「タイのエイズ孤児たち」(ETV特集・96年)
「傷つけられる少女たち──ベトナム・ストリートチルドレン物語」(NHK・ETV特集・97年)
「戦争・心の傷の記憶(元従軍慰安婦・姜徳景の生涯)」(NHK・BS特集・98年)
「密林キャンプからの報告──タイ・ミャンマー国境地帯」(NHK・ETV特集・98年)
「『難民』が直面するニッポンの壁」(TBS報道特集・99年)
「パレスチナ和平の陰で──ある家族の6年」(NHK・ETV特集・99年)
「傷つけられる難民申請者たち」(TBS報道特集・2000年)
「強制送還された難民申請者」(日本テレビ「きょうの出来事」・2000年)
「在日ビルマ人の民主化活動家・ティンチー」(日本テレビ「きょうの出来事」・2000)
「イスラエル・パレスチナ報告」(2夜連続)(NHK・ETV特集・2001年)
「憎しみの壁――パレスチナ・続く自爆テロ」(NHK・ETV2002)
「虐殺? ジェニン潜入・カメラが見た事実」(TBS「報道特集」・2002年)
「ジェニンで何が起きたか」(NHK・ETV2002)
「わがパレスチナ――長老シャフィ氏が語る民主化への道」(NHK・ETV2002)
「アジア人間街道・子供たちが教えてくれた――タイ・HIV感染児と日本人」(NHK・2003年)
「アメリカ女子学生の無残・パレスチナで何が?」(TBS「報道特集」・2003年)
「マフィアの闘うタイのジャーナリスト」(TBS「報道特集」・2003年)
「イラク戦争で傷ついた子供たち」(テレビ朝日「ニュースステーション」・2003年)
「イラク・元軍人たちは今」(日本テレビ「きょうの出来事・2004年」
「イラク・ファルージャの悲劇」(TBS「News 23」・2004年)
「イラク虐待問題とその真実」(TBS「News 23」・2004年)
「イラク・囚人虐待とファルージャ虐殺」(TBS「報道特集」・2004年)
「パレスチナの分離壁」(日本テレビ「きょうの出来事」・2004年)
「イラク占領と女性」(TBS「News 23」・2004年)
「家屋破壊と無差別銃撃にさらされる国境沿いの街ラファ」(TBS「News 23」・2004年)
「壁が分断した農地――ヨルダン川西岸の現実」(TBS「News 23」・2005年)
「入植地撤退劇の裏側」(TBS「News 23」・2005年)

(ドキュメンタリー映像)
「ファルージャ 2004年4月」(VHS/DVD 日本語版/英語版)(2005年) 

投稿者 doitoshikuni : 2005年11月23日 19:26

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